広瀬病院(福岡)乳がん・内視鏡治療・ペインクリニック(麻酔科)

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トップページ > > 診療内容 > > がん化学療法センター > > 副作用と上手に付き合いながら治療をすすめていくための、工夫や注意点

副作用と付き合いながら治療を進めるには?



アレルギーについて

「体がかゆい」「皮膚に赤いぶつぶつが出る」「息苦しい」「胸が苦しい」「顔がほてる」などの症状が起こった時は、医師や看護師へお知らせください。
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吐き気や嘔吐について

食欲が落ちたり、においに敏感になったり、胃が重く感じたりします。時々はくこともあります。抗がん剤の投与前にあらかじめ、はきけ止めの注射を使用しますのでご安心下さい。個人差がありますので、はきけや嘔吐が長く続くことがありましたら、医師や看護師へおしらせ下さい。
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はきけを覚えないということが重要です。
治療の日は、あっさりしたものを召し上がりましょう。
治療中、はきけが起こるときは、治療開始の2〜3時間前は、食事は控えましょう。
はきけが強い時は、 食事は何回かに分けて少量ずつ食べましょう。
食べ物の匂いが気になるときは、室温以下に冷ましたものや食べ物を選ぶようにしましょう。
スポーツドリンクやリンゴジューズ、お茶などの清涼飲料水をためしてみてください。
キャンディをなめたり、冷たい水でうがいをしてみましょう。
音楽を聴いてリラックスしましょう。
お茶、レモン水でうがいをすると、吐き気の予防になることがあります。

感染症について

化学療法を受けられると、副作用として一時的に白血球が減少することがあります。白血球が減少すると、ウイルスや細菌などに対しての抵抗力が弱くなり、風邪や肺炎にかかりやすくなります。

外出から帰ったら、うがいや手洗いをしましょう。
毎日お風呂に入り、体を清潔に保ちましょう。
肛門の回りは、シャワーやウォシュレットできれいにしましょう。
人ごみはできるだけ行かないようにしましょう。また、風邪を引いている人には、近付かないようにしましょう。

こんな症状は医師や看護師へご連絡下さい。
38度以上の熱、せき、排尿時の灼熱感、寒気、腰やわき腹の痛み、のどの痛み、発熱に対しては抗生剤を内服したり、点滴をします。
白血球の減少が激しく、発熱を伴う場合には、好中球を増やす注射をします。
この時期は、なるべく火を通したものを食べましょう。

脱毛について

脱毛を起こしやすい薬剤では、通常、治療開始後2週間ほどで頭髪の抜け毛が多くなり、2ヶ月以内でほぼ抜けてしまいます。場合によりまつ毛や体毛も抜けることがあります。現在のところ脱毛を予防する有効な方法はありません。
脱毛は一時的なものが多く、治療が終了すると再び自毛が生えてきますので、安心して下さい。多くの場合は、治療が終了して約1〜3ヶ月頃より髪は生え始めます。髪が生えそろうまでは、かつら、帽子、スカーフなどを利用したり、治療前に髪を短く切っておくのも良い方法です。


刺激の少ないシャンプーを使用し、長時間のドライヤーやパーマ・毛染は控えましょう。
髪を洗うときは強くこすらないようにしましょう。
かつらは、デパートや美容室で購入できます。
ご希望の方は医療用かつらのパンフレットを用意していますので看護師へご相談ください。

爪の変化や色素沈着について

皮膚にしみができたり、爪の色が変色したり浸出液が出ることがあります。治療が終わればなおりますので心配いりません。

手袋や靴下で手や足の指を保護するようにして下さい。
浸出液が出る場合は処置をいたします。

筋肉や関節の痛み、しびれ等について

薬剤の種類によって、筋肉や関節の痛み、手・足のしびれ・ピリピリ感・味覚の異常などが出てくることがあります。(タキサン系薬剤では、出現頻度の高い副作用です。)

ビタミン剤などを処方することがあります。
ほとんどの症状は薬剤投与終了後回復します。
症状がひどい場合は、必ず医師にお知らせ下さい。
薬の減量や休薬をする場合もあります。

便秘について

治療直後から1週間以内の時期に起こりやすく、便が硬くなります。ときには3日以上でないこともあります。

なるべく水分をとりましょう。
リラックスして適度な運動を心がけましょう。
ウォシュレットで肛門を刺激しましょう。
食物繊維を多く含む(イモやキノコ類)や乳製品の整腸作用を高めるオリゴ糖(豆類)を一緒にとりましょう。
抗がん剤や副作用予防薬によって起こることもありますので、もともと便秘傾向の方は、整腸剤(ビオフェルミンや酸化マグネシウムなど)や下剤(アローゼン、プルセニド、ラアキソベロンなど)を上手に組み合わせて服用します。

下痢について

治療後1〜2週間までにおこる可能性があります。腸の粘膜障害や白血球減少による感染などが原因に考えられます。
水様便が頻回に出たり、腹痛がある時は必ず受診して下さい。

整腸剤や下痢止めを内服します。
下痢がひどい場合は、食事をやめて点滴で栄養と水分を補給します。
スポーツドリンクなどをまめにとりましょう。
炭酸や食物繊維の多いもの、刺激の強いもの(唐辛子、わさび、コーヒー)は避けてください。
カリウムを多く含む果物など(バナナ・リンゴなど)」をとりましょう。
消化のよい味の濃いものを少しとりましょう。

口内炎について

化学療法により、口の中やのどの粘膜が乾燥して荒れやすくなることがあります。ひりひりとした痛みや血が出る時などはご相談ください。
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化学療法を開始する前に、虫歯・歯肉炎の治療を済ましておきましょう。
やわらかい歯ブラシを使うようにしましょう。
あまり熱い食事は、口の粘膜を刺激することがありますので注意しましょう。
味の濃いものや酸味の強い食事は、控えるようにしましょう。

疲労感について

治療を続けていると「だるい」「体が重い」「疲れやすい」などの疲労感を感じることがあります。十分な睡眠や休養をとり、家事なども無理をしないようにしましょう。

肝機能の障害について

だるくなったり、発疹ができることがあります。

十分な休息をとるようにしましょう。
肝機能改善薬を使うこともあります。

手足症候群

手のひらや足の裏に刺すような痛み、晴れ、ひび割れやひふがむけることがあります。ゼローダやタキサン系薬剤で出現することがあります。薬剤の中止で改善します。

刺激の少ない石鹸を使いましょう。
炎症を抑える軟膏や、保湿剤(尿素)を含んだ軟膏をこまめに塗りましょう。

出血について

あざができやすくなります。タキサン系の薬剤を使用する場合、粘膜出血として、鼻血が出やすくなります。

ケガや傷に注意しましょう。
採血や点滴の後は、5分位しっかり押さえ止血を確認しましょう。
歯磨きや鼻をかむ時はやさしくしましょう。

血管炎・点滴漏れについて

化学療法薬の刺激により、点滴した部位が痛くなったり、はれたり、赤くなったり、点滴したところから体の中心にむけて血管が硬くなることがあります。
化学療法の薬を、安全・確実に注射するために、針の部位がよく見えるように透明のテープで固定させていただきます。ご了承ください。(1枚100円)

血管から外に薬が漏れた場合、皮膚に潰瘍を作る場合があります。
点滴中にすこしでも痛みを感じたり、点滴の速度が遅い、はれている時は、がまんせず、すぐに看護師へ伝えてください。

 

 


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